“はじめてのスタジオレコーディング”失敗しないための事前準備の方法


“はじめてのスタジオレコーディング”失敗しないための事前準備の方法

こんにちは、ホムラSTAFFのハヤシです。

仕事がら、レコーディング後のお客さんと話すことも多いんですが、たまに聞くのが、レコーディングの終了が時間ギリギリになってしまい、最後がドタバタで終わってしまったというハナシ。

良い作品を作るために、スタジオレコーディングをすることを考えると、できる限り納得できるテイクを録ろうとする気持ち、すごくわかります。ただ、その結果として、最後がドタバタしてしまうのは、もったいないですよね。

今回、スタジオレコーディングのプロである、レコーディングエンジニアの方に、「スタジオレコーディングを失敗しないための準備の方法」を聞いてきました。

意外と起こってしまう、後半ドタバタのレコーディング

-マークさん、今日はよろしくお願いします!

マーク:はい、よろしくですー!

レコーディングスタジオエンジニアマーク

マーク。エンジニア歴5年の現役チーフレコーディングエンジニア。作曲家としても活躍中。収録中も姿勢が良すぎるともっぱらの評判。今回は、顔を映さずにお話を聞かせてもらいました。

-今日はスタジオレコーディングを失敗しないために、レコーディングをスムーズに進めるための方法を、エンジニアのマークさんに聞きにきました! 最初に聞いておきたいんですが、実際に収録が押してしまうことってあるんですか?

マーク:ありますね。後ろにおして、ドタバタで終わってしまう時はあります。

-ちなみに、後ろにおしてしまうと、どんな困ったことがあるんでしょうか?

マーク:収録データの確認があまくなってしまったり。あとは、時間の都合で、十分な録り直しをできなくなってしまったり、録りそびれが起こってしまったり。収録後の時間に、スタジオが空いていればまだやりようはあるんですが…

-なるほど。。。そうなってしまうと、結果的に妥協するところも出てきてしまいそうですね…。

試しの録音がカギ!歌い方、話し方を決めておくこと

レコーディングスタジオエンジニアマーク

-エンジニアという立場から見ると、後ろにおしてしまう理由ってどんなところだと思います? ドタバタになってしまう場合の共通点みたいなものはあるんですか?

マーク:収録前に、歌や声のニュアンスを決めきれてない場合はよくあります。たとえば、シャウト気味に歌うのか、小声でささやくように歌うのか、元気なセリフなのか、カッコいいセリフなのかとか

-そういう場合は、レコーディングをしながら、その場で決めるんですかね?

マーク:そうですね。探り探り、試し試しになってしまうので、どうしても時間が後ろに押してしまいますね。

-ということは、もっと練習をしてくれば大丈夫、ってことですか?

マーク:練習は、もちろん、してきていただいた方がスムーズに進みます。なんですけど、それ以上に、試しの録音をしてきてもらうと、すごく変わる気がしますね。 別に、マイクやインターフェイスを使う必要はなく、スマホでそのまま録音するくらいでもいいので。

実際に録ってみて、どんな歌い方、話し方に聞こえているのか、聞いて確認しておいて、当日、スタジオではどんな歌い方や話し方でレコーディングするのかを決めておく。 そんな方法をとるだけでも、本番のレコーディングはスムーズに進められると思います。 録音も練習しておくというか。

-録音の練習かぁ。

マーク:もちろん、何かを試す場所として、スタジオを利用する方法もアリだとは思うので、目的によるかとは思いますね。試しの時間は入れずに、スムーズに収録を進めるつもりの人は、どんな歌い方や喋り方をするのか、先に試しておくと、いいですよ。

データ準備の差で、30分以上おすことも

レコーディングスタジオエンジニアマーク

マーク:あと、他の理由として、用意してたデータに不備があって、収録前の準備に時間がかかるケースもあります。

そもそも、カラオケ音源が用意されてなかったり笑 データがお客様のクラウド上にしかなく、スタジオの環境に移すのに時間がかかってしまったりとか。スタジオで、ネット上からカラオケ音源をダウンロードして欲しいと要望がある時もあります。

-それは大変。

マーク:そうすると、データの準備だけで30分くらいかかる場合もあったりして。時にはスタジオでは対応できないという場合もありました。それは、お客さんにとって、もったいないことですので、可能なのであれば、収録に必要なデータはしっかりと用意しておいてもらえたらと思います。USBやCD-Rのような形式で用意してもらえると、間違いもないかと。

-30分のロスは大きいですね(汗)

知ってるだけで変わる!意外とかかる収録以外の時間

マーク:あとは、収録以外の時間があるということについて、あまり想定されていないというケースもありますね。

カンタンに説明すると、スタジオのレコーディングはこんな流れで。

一般的なスタジオレコーディングの流れ

マーク:収録前の打ち合わせ、マイクなどの機材の調整、ミックスをおこなう場合はミックスの作業、データの書き出し、清算や後片づけなどなど、収録以外にも必要な作業時間があります。 時間いっぱいに録り直しをしようという心づもりだと、どうしても後半が押す形になってしまいますね。

-着いてスグに収録というわけにはいかないし、ギリギリまで収録というわけにもいかないんですね

マーク:そうですね。満足のいくテイクを録ってもらうためには、収録以外にも、どうしても必要な時間があるので、その点は事前に想定しておいてもらえると、当日、スムーズに進められるんじゃないかなと思います。

収録前に希望をしっかり伝えておこう!

レコーディングスタジオエンジニアマーク

マーク:プラスで言うのであれば、はじめの打ち合わせのときに、やりたいことをきちんとエンジニアに伝えておくということも大事かなと。どんな形式でデータが必要なのか、どの箇所を重点的に録りたいのか、ミックスをおこなうのか、マスタリングをおこなうのか、USB、CD-R、メール添付、どんな形でデータを書き出したいのか、声にエフェクトをかけるか否か、などなど。

エンジニアも、打ち合わせの内容を踏まえて、進める方法を考えて作業をおこなっていくので、後から追加の作業が出てきてしまうと、余計に時間がかかってしまうという場合もありますね。

-なるほど。そういう点も大事なんですね。

エンジニアが教える!事前の準備4つの方法

マーク:まとめると、スムーズにレコーディングを進める方法としては、とにかく、事前準備が大事です。具体的には、次の4つの準備の方法が大事かなと思います。

  • スマホなどで試しに録音し、どんな歌い方、喋り方をするのかイメージを決めておく
  • 必要なカラオケ音源などのデータは、事前に用意しておく
  • 収録の流れを把握し、収録以外の時間も想定しておく
  • やりたいことをメモにして、収録前にエンジニアに伝える
  • -とても参考になりました。ありがとうございました!

    いえいえ。お疲れさまでした。

    エンジニアが教える事前の準備4つの方法

    レコーディングエンジニアが教える事前準備4つの方法

    いかがだったでしょうか

    ドタバタとしたレコーディングを避けて、余裕を持ってスムーズに収録したい人は、ぜひ、この方法を参考にしてみてくださいね。

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