こんにちわ。ホムラSTAFFの林です。
今回は、ボーカルミックスをすることで、歌モノの音源はどのように仕上がりが変わるのか? いまいちピンとこないその違いについて、エンジニアに聞いてみました。比較用の音源も制作してもらったので、ビフォーアフターを聞き比べてみてください
ボーカルミックスのビフォーアフターを聞き比べ
ボーカルミックスという言葉は聞いたことがあるけど、具体的にはどんなことをしてるのか?意外と分からない人も多いと思います。
まずはビフォーアフターの音源で違いを聞き比べてみましょう
■ハッピーシンセサイザのビフォーアフター動画
■恋するフォーチュンクッキーのビフォーアフター動画
■空色デイズのビフォーアフター動画
ボーカルミックスでおこなってる6つのこと
聞き比べてみてもらうと、その違いがわかります。エンジニアに聞いたところ、ボーカルミックスで調整するのは大きく次の7つの点だそうです。
- ボーカルのピッチ(音程)の調整
- ボーカルのリズムの調整
- 収録時に発生したノイズの除去
- 複数のトラックの音量のバランスの調整
- PANの定位
- ボーカル音域の調整
- ボーカルの加工
順番に見ていきましょう
ボーカルのピッチ(音程)の調整
正解のメロディの音程と比べ、ボーカルの音程のズレを調整します。
ボーカルのリズムの調整
正解のメロディラインから、ボーカルのリズムがズレてしまった場合、そのリズムを調整します
収録時に発生したノイズの除去
収録時のサーというノイズ音や、リップノイズ(クチャ音)、ブレス(息継ぎ)のなどの調整をします。
複数のトラックの音量のバランスの調整
複数人のボーカルがいる場合や、ハモリ、コーラスを複数を録音する場合、一つ一つの声の音量調整や、ボーカルとオケとの音量バランスを調整をします
PANの定位
PANとは音の位置の事を言います。イヤホンやスピーカーで音を右から出すか、左から出すか、真ん中から出すかを決める作業です。
ボーカル音域の調整
オケや参考音源を元に、ボーカルの音域の調整をし、ひとつの音源として聞こえがよくなるように音域ごと(高音域、中音域、低音域)の調整をおこないます
ボーカルの加工
ボーカルの聞こえ方を変えるため、声に直接、好みのボーカルエフェクトをかけます(リヴァーブ、ケロケロボイス、ラジオボイスのような様々なもの)
最後に
聞いた人が心地の良い作品の形に整えるという意味では、ボーカルミックスは欠かせない作業だと思います
作品に仕上げるという点では、ボーカルミックスをする事をおすすめします
■ホムラサウンドの紹介
ホムラサウンドは、上野(東京)、横浜、多治見(岐阜)にある、ボーカル・ナレーション専門のレコーディングスタジオです
ボーカルのレコーディングはもちろんのこと、立ち会いでのピッチ修正やノイズ除去、ミックス、マスタリングの作業は無料。スタジオの利用時間にかかる料金のみで、レコーディングも編集作業もご利用いただけます
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